えびすクリニック

糖尿病内科

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糖尿病とは?

血糖値が高い状態が続く病気です

血糖値が高い状態が続く病気です

糖尿病とは、体を動かすエネルギー源となるブドウ糖が、エネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液の中に溢れてしまいブドウ糖濃度が適切な範囲を超えて上昇してしまう病気です。

「糖尿病の気がある」とか「糖尿病になりかけている」と言われたことはありませんか?

血糖値が著しく高くなると、喉の渇き、尿が多い、疲れやすい、体重が減るなどの症状が出てきます。糖尿病は初めのうち、痛みなどの自覚症状がありません。そのため検査で血糖値が高かったり、治療が必要と言われたりしたことがあっても、そのまま治療を受けない人が多いのです。

糖尿病を放っておくと?

糖尿病を放っておくと?

糖尿病が疑われる人は、全国に2,210万人いると推定されていますが、その約40%はほとんど治療を受けたことがない人だと言われています。
また、かなり悪い状態の糖尿病の方でも「糖尿病の気がある」という曖昧な説明をされて、治療されていない患者様が多数おられます。

では、糖尿病を放っておくとどうなるのでしょう?
糖尿病は自覚症状がありません。自覚症状なく全身の血管を強烈に痛め、動脈硬化を進めます。
そのため色々な臓器の障害を起こす恐ろしい病気です。

こんな方は一度ご相談ください

  • 糖尿病の検査をご希望の方
  • 今の糖尿病治療に不安のある方
  • 糖尿の気があるけど薬をのむ必要はないと言われた方
  • 以前、糖尿病と診断されたが定期受診はされていない方
  • 糖尿病と診断され通院しているが、近くの病院に移りたい方
  • 糖尿病と診断されたことはないが不安で検査を希望の方

など

糖尿病のことでお悩みの方は、大阪市東成区のえびすクリニックへお気軽にご相談ください。

糖尿病の合併症

腎不全、神経障害、眼症状が主な合併症であり、このうち糖尿病性腎病は透析治療を始める大きな原因となり、また糖尿病性網膜症は進行すると失明に至る恐れがあります。
心筋梗塞、脳梗塞のリスクも倍増します。

糖尿病を放置すると次のような合併症を引き起こします

腎症

糖尿病性腎症は人工透析を導入する最大の原因で、年間約14,000人の方が糖尿病性腎症により透析治療を開始していると言われています。

網膜症

糖尿病性網膜症は成人が失明する最大の原因で、年間4,000人以上の方が糖尿病性網膜症により障害者手帳を申請していると言われています。

神経障害

高血糖状態が続くことで、四肢のしびれ・痛み、立ちくらみ、下痢・便秘、排尿障害などの様々な障害が現れます。

脳卒中・心筋梗塞

糖尿病に加えて高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの他の生活習慣病が合併すると、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるとされています。

足の動脈硬化

糖尿病によって血流が悪くなり、小さな怪我からも壊疽に繋がる場合があり、そのまま切断を強いられるケースもあります。

当クリニックの糖尿病治療の特徴

糖尿病治療の実績・経験が豊富です

糖尿病治療の実績・経験が豊富な院長が、お一人おひとりの病状に合わせて適切な治療を行わせていただきます。

「隠れ糖尿病」の発見に有効なブドウ糖負荷試験を実施

空腹時は正常な血糖値なのに、食後、基準値を超えて高くなる状態を「隠れ糖尿病」と言いますが、当クリニックではこれの発見に有効なブドウ糖負荷試験を実施しております。

糖尿病内科と同時に循環器・腎臓内科が受診できます

えびすクリニックでは糖尿病内科だけでなく、循環器内科、腎臓内科の治療に対応しておりますので、大きな病院の場合、日をあらためて別々に受診しなければいけない3つの内科の治療を、当クリニックでなら同時に受けていただくことができます。

もしかしたら糖尿病!?糖尿病の検査はどんなもの?

太り気味、暴飲暴食を続けている、親が糖尿病など、もしかすると自分も糖尿病かも…と心配になることもあるかもしれません。
糖尿病は、主に血液検査で血糖値を計って判定されます。
では、具体的にどのような検査があるのでしょうか?

糖尿病の主な検査は「3種類の血糖値検査」

糖尿病は血糖値が高い状態が続き、血管や神経などに徐々にダメージを与えていく病気。
そのため、判定には血糖値が重要となります。
血糖値は食事によって変動するため、通常、次の3つのタイミングで血糖値検査が行われます。

随時血糖検査

食事から時間を空けて採血。普段の血糖値を測定します。

  • 糖尿病型→200mg/dL以上
早朝空腹時血糖検査

検査日の朝食を抜き、空腹状態で採血、血糖値を測定します。

  • 糖尿病型→126mg/dL以上
  • 正常型→110mg/dL未満

※糖尿病型、正常型の中間は「境界型」と言います

「隠れ糖尿病」を見つけるにはブドウ糖負荷試験
隠れ糖尿病

空腹時は正常血糖値なのに、食後に基準を超えて高くなってしまう状態のことです。
通常の健診は空腹時に採血するので、空腹時血糖値とHbA1cが基準範囲内だと正常と判定されてしまいます。ブドウ糖負荷試験をすることで発見できるようになります。

糖尿病予備軍

糖尿病と診断されるほどの高血糖ではないものの、正常とは言えない血糖レベルにある方のことです(ブドウ糖を飲む試験で「境界型」と判定された方)。
数年以内に糖尿病に移行する確率が高いので、定期的な検査が必要です。また、予備軍の段階でも動脈硬化は進行しやすいので、できるだけ血糖値や血圧、コレステロール・中性脂肪を正常域に近づけるようにします。

※血糖値の正常値:朝食抜きの血糖値が110mg/dL未満、食後2時間後の血糖値が140mg/dL未満です

ブドウ糖負荷試験でわかること
  • ① 正常型か境界型か糖尿病なのかがはっきりします
  • ② 血糖値を下げるインスリンが十分に出ているかがわかります
  • ③ 境界型の場合、将来糖尿病への進展率が高いか否かわかります
  • ④ 自分の体のインスリンが効きやすいか否かがわかります。
ブドウ糖負荷試験が推奨される場合
強く推奨される場合(糖尿病の疑いがある方)
  • 空腹時の血糖値が110~125mg/dLの方
  • 空腹時に関係なく測った血糖値が140~199mg/dLの方
  • HbA1c(NGSP)が6.0~6.4%の方
行うことが望ましい場合(将来糖尿病の発症リスクが高い方)
  • 高血圧、高脂血症、肥満など動脈硬化のリスクを持つ方
  • 空腹時の血糖値が100~109mg/dLの方
  • HbA1c(NGSP)が5.6~5.9%の人
  • 血縁者に糖尿病の人が多い場合や肥満傾向にある方
ブドウ糖負荷試験の方法

夕食以降、何も食べないで朝受診してもらい、空腹のまま採血をし、血糖値とインスリン値を測定します。次にブドウ糖液(サイダーのように微炭酸で冷えていて美味しいです)を飲んでもらい、2時間後に採血します。

※既に糖尿病と診断がついている方は、ブドウ糖負荷試験は行えません

糖尿病を早期発見・早期治療するために

糖尿病を早期発見・早期治療するために

糖尿病は初期の自覚症状が乏しいため発見されづらい病気ですが、早期に見つけ、早期に血糖コントロールを始めることで、糖尿病の進行や合併症の発症などを防ぐことができます。
また40歳以上の人は、特定健診(40歳以上の公的医療保険加入者全員が対象)を受けることができます。特定健診には糖尿病の検査も含まれています。

日頃の生活習慣の見直しと定期的な健診で、糖尿病を予防、また早めの治療を行っていきましょう。

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