※順番について
混雑時、かかりつけ患者様優先でご案内しますので順番は前後します。ご了承くださいませ。
予約制ではございません!
電話不要です!
お薬手帳をお持ちの方はお持ちください!
初診の方:受付時間
08:45~12:00 / 16:00~18:30
初診の方は受付終了時間の30分前までにお越しください
花粉症の注射について
①ケナコルト注射
(ステロイド)
対象年齢:高校生以上
血圧160以上の方できません!
京都のあさわ医院(閉院)と
同じ注射になります。
※症状が出だしてから接種
メリット
1回の注射で3カ月程度の持続効果
デメリット
①副作用が多い
②注射をできない方がいる
③注射の後が陥没する場合があるので、お尻に打ちます
花粉症にケナコルト注射が勧められない人は?
・内服薬・目薬でコントロールできる方
・注意が必要な疾患をお持ちの方
・65歳以上の方・妊娠中の方
・高血圧の方(160以上の方はできません)
・糖尿病の方は注射できません
副作用
※副作用として、皮膚委縮が出る場合もあります(皮膚が陥没してしまいます)。ケナコルト注射は副作用として女性では生理不順を起こしたり、男性では精子に影響が出るなど全身性の強い副作用が生じるおそれがあります。このことから、日本アレルギー学会や日本耳鼻科学会では花粉症の治療としてケナコルト注射を使用することを推奨していません。
- 細菌やカビなどの感染症に弱くなる(炎症を抑えるため防御が下がります)
- 副腎機能不全(ステロイドを長期投与すると副腎がステロイドを作らなくなります。)
- 糖尿病(ステロイドが筋肉や脂肪を燃やし血糖値を上昇させます)
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍(ステロイドが胃腸に働くことでストレスがかかります)
- 高血圧(ステロイドで血管が収縮します)
- 肝機能障害(ステロイドが肝臓を通して炎症を抑えるため負担がかかります)
- 緑内障、白内障(ステロイドで眼圧が上がったり、目のレンズが濁ったります)
- 精神障害(ステロイドでイライラしたり眠れなくなります)
- 骨粗鬆症(ステロイドは骨にも作用し、骨密度が低下します)
- 生殖機能障害(ステロイドホルモンは性ホルモンと似ている部分があるため、生理不順が起きます)
- 満月様顔貌、顔面紅斑(ステロイドは体内に水分を取り込むためむくみやすくなります)
全身に関わる病気から、目や骨や皮膚など細部に渡るところまで様々な副作用が起こるのがステロイドです。
保険適応
※症状が出だしてから接種
初診 1500円程度
薬が処方されたり、血液検査をした場合は別途費用がかかります。
②ヒスタグロビン注射
(非ステロイド)
対象年齢:7歳以上
メリット
①副作用が少ない
②すべてのアレルギー疾患に有効
③安全性が高い薬
デメリット
①注射の回数が必要
1ヶ月以上、通院が必要
注射が最低6回~12回以上
※下記に当てはまる方は受けることができません。
・激しい喘息発作がある方。
・妊娠または妊娠の可能性のある方。
・生理直前・生理期間中の方。
・著しく衰弱している方。
・ヒスタグロビン注射で過去にアレルギーを起こしたことがある方。
保険適応
※初めての方 6回目(1ヶ月後)に効果が出ているか判断してもらうため、花粉症の場合はご自身のピークの1ヶ月前にお越しいただくのが理想です。
初診では1500円程度、再診では700円程度です。薬が処方されたり、血液検査をした場合は別途費用がかかります。
ヒスタグロビンは国内のヒト献血血液から有効成分を抽出した薬です。アレルギーに対する治療法の一つで非特異的減感作療法と言われ、スギ花粉やダニ、ハウスダストといったすべてのアレルギー疾患から体質を改善する根本治療です。
アレルギー・花粉症の症状であるくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどは、アレルギー物質(スギ花粉・ダニ・ハウスダストなど)が引き金となり、体内からヒスタミンという物質が放出されることによって引き起こされます。アレルギー反応を抑制する生体物質であるヒスタグロビンを定期的に皮下注射することで、体内でアレルギー反応が起こり、ヒスタミンが生成されても抗体ができておりアレルギー反応を弱めることができます。季節性のアレルギーをお持ちの方を始め、通年性のアレルギーをお持ちの方にも有効な治療法です。
効果
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど体内でアレルギー反応が起こってもヒスタミンに対する抵抗力をつける効果があります。ただし効果には個人差があり、治療した全ての方に同じ効果があるというわけではありません。
副作用
眠気、めまい、頭痛、嘔吐といった副作用が、稀に起こることがあります。
安全性
特定生物由来製品(生物製剤)に分類されています。日本最高水準の安全対策がおこなわれており、昭和42年に国内で発売されて以来一度も感染症を引き起こしたことはない安全性の高いお薬ですが、完全に感染症を否定することはできません。そのためヒスタグロビン使用者は献血を控えてくださるようお願いいたします。
喘息や女性の生理に関しては、ヒスタグロビン注射をすることによって症状を一時的に悪化させる可能性があります。女性にとっては妊娠の可能性や生理の周期などを考えてヒスタグロビン注射をするかどうか検討する必要があります。
注射の回数は、大人は1クール4週間6回 2クールが目安となります。
男性が気をつけたい副作用はある?
ケナコルト注射では副作用として精子の数や精子の運動性に影響が出ることがありますが、ヒスタグロビン注射では精子に影響が出ることはありません。
肌荒れにも
以前に、他の病院で処方されていたお薬を当クリニックで処方することもできます。是非ご相談ください。
当クリニックでは、様々な種類のお薬の処方が可能です。
抗ヒスタミン薬
抗アレルギー薬
点眼薬(目薬)
点鼻薬も処方いたします。
大阪・東大阪でアレルギー対策は、難波・日本橋・上本町から電車ですぐ!
「なんば」から地下鉄で約8分!
大阪市営地下鉄千日前線「今里」駅
大阪市営地下鉄今里筋線「今里」駅
4号出口からすぐです。
突然花粉症になるのは何故?
花粉アレルギー体質の人は、花粉という抗原を体内に取り込むと、IgE(アイジーイー)という抗体をつくります。しかし、この抗体の量が一定の水準に達するまでは、症状はあらわれません。子供のころから毎年花粉を吸って抗体をつくり続けると、やがて水準に達します。そこでさらに花粉を吸い込んだとき、くしゃみや鼻水といった花粉症の症状が出るのです。
花粉症になる人とならない人は何が違うのですか?
遺伝的にアレルギー体質を持っているか否かが、大きな分かれめになります。また、花粉が多く飛んでくるところに住んでいる人は、花粉症になり易いといえます。
花粉症のお薬を飲むと眠くなると聞いたのですが?
花粉症の薬は眠気が強いと思われていますが、眠気の少ないものもあります。患者さんの体質や生活習慣に合わせたお薬を処方しております。
花粉症かどうか調べてもらえますか?
花粉症かどうか確認したいときは、血液検査を行えばわかります。
お気軽にご来院ください。
なぜ病院に行くの?
花粉症の症状が出たら、ご自身の判断で市販薬で対処していませんか?花粉症の症状の出方や重症度は、人によって異なります。薬の効果にも個人差があります。
また、花粉症の原因はスギ花粉と思われますが、人によっては他の花粉が原因の場合もあります。つらい花粉症の症状をしっかり抑えるためには、きちんと病院で診断を受けて、あなたに合った治療を行うことが大切です。
花粉症を内科で受診するメリットは?
花粉症対策で一番近い科はアレルギー科ですが、アレルギー科単独で看板を掲げている病院はほとんどありません。特に高血圧やアトピー、糖尿病といった症状があって、花粉症の治療を希望する方は、薬の飲み合わせなどがあるので内科がオススメです。
花粉症と風邪の症状の違いは?
花粉症と風邪は同じような症状が現れるので、勘違いすることがあります。風邪はウィルスによる感染症の一種で、発熱とのどの痛みを伴い、鼻水は数日で黄色い鼻汁に変わります。しかし、目のかゆみが出ることはありません。
一方、花粉症は熱が出ることはほとんどありません。また、くしゃみの回数も手がかりのひとつとなります。いきなり5回、6回もくしゃみが続くときは、花粉症の可能性があります。
さらに、このような症状に加え、のどのかゆみがあれば、花粉症かもしれません。
お気軽にご相談下さい。
身体の事で、何か心配事がありましたら、お気軽にご相談下さい。
~花粉症治療の流れ~
ご来院いただき、入り口すぐの受付にて「花粉症治療」とお伝え下さい。