◆ 以前糖尿病と診断されたが、定期受診はされていない方
◆ 糖尿病と診断され通院しているが、近くの病院に移りたい方
◆ 糖尿病と診断されたことはないが不安で検査を希望の方
是非どんなことでも気軽にご来院ください。
糖尿病とは、からだを動かすエネルギー源となるブドウ糖が、エネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液のなかにあふれてしまう→血液中のブドウ糖濃度が適切な範囲を超えて上昇してしまう病気です。
「糖尿病の気がある」とか「糖尿病になりかけてる」と言われたことはありませんか?
血糖値が著しく高くなると、のどの渇き、尿が多い、疲れやすい、体重が減るなどの症状が出てきます。糖尿病ははじめのうち、痛みなどの自覚症状がありません。そのため検査で血糖値が高かったり、治療が必要といわれたことがあっても、そのまま治療を受けない人が多いのです。
糖尿病が疑われる人は、全国に2,210万人いると推定されていますが、その約40%はほとんど治療を受けたことがない人だと言われています。
また、かなり悪い状態の糖尿病の方でも「糖尿病の気がある」というあいまいな説明をされて、治療されていない患者さんが多数おられます。
では、糖尿病を放っておくとどうなるのでしょう?
・糖尿病は自覚症状がありません。
・自覚症状なく全身の血管を強烈にいため動脈硬化を進めます。
このため色々な臓器の障害を起こす恐ろしい病気です。
合併症
腎不全、神経障害、眼症状が主な合併症であり、腎不全→透析、失明等を起こします。
心筋梗塞、脳梗塞のリスクも倍増します。
糖尿病の検査をご希望の方、今の糖尿病治療に不安のある方、糖尿の気があるけど
薬をのむ必要はないと言われた等、糖尿病の事でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。
身体の事で、何か心配事がありましたら、お気軽にご相談下さい。
もしかしたら糖尿病?!
糖尿病の検査はどんなもの?
太り気味、暴飲暴食を続けている、親が糖尿病など、もしかすると自分も糖尿病かも…と
心配になることもあるかもしれません。
糖尿病は、主に血液検査で血糖値を計って判定されます。
では、具体的にどのような検査があるのでしょうか。
糖尿病の主な検査は、3種類の血糖値検査
糖尿病は血糖値が高い状態が続き、血管や神経などに徐々にダメージを与えていく病気。
そのため、判定には血糖値が重要となります。
血糖値は食事によって変動するため、通常次の3つのタイミングで血糖値検査が行われます。
随時血糖検査
食事から時間を空けて採血。普段の血糖値を測定します。
糖尿病型 → 200mg/dL以上
早朝空腹時血糖検査
検査日の朝食を抜き、空腹状態で採血、血糖値を測定します。
糖尿病型 → 126mg/dL以上
正常型 → 110mg/dL未満
※「糖尿病型」「正常型」の中間は「境界型」といいます。
隠れ糖尿病を見つけるには ブドウ糖負荷試験
かくれ糖尿病:空腹時は正常血糖値なのに、食後に基準を超えて高くなってしまうこと。
通常の健診は空腹時に採血するので、空腹時血糖値とHbA1cが基準範囲内だと正常と判定されてしまいます。ブドウ糖負荷試験をする事で見つける事が出来ます。
糖尿病予備軍:糖尿病と診断されるほどの高血糖ではないものの、正常とはいえない血糖レベルにある人のこと。ブドウ糖を飲む試験で「境界型」と判定された人です。数年以内に糖尿病に移行する確率が高いので、定期的な検査が必要です。また、予備群の段階でも動脈硬化は進行しやすいので、できるだけ血糖値や血圧、コレステロール・中性脂肪を正常域に近づけるようにします。
血糖値の正常値:朝食抜きの血糖値が110未満、食後2時間後の血糖値が140未満です。
ブドウ糖負荷試験でわかる事
①正常か境界型か糖尿病なのかがはっきりします。
②血糖値を下げるインスリンが十分に出ているかがわかります。
③境界型の場合、将来糖尿病への進展率が高いか否かわかります。
④自分の体のインスリンが効きやすいか否かがわかります。
ブドウ糖負荷試験が推奨される場合
1.強く推奨される場合(糖尿病の疑いがある人)
・空腹時の血糖値が110~125の人
・空腹時に関係なく測った血糖値が140~199の人
・HbA1c(NGSP)が6.0~6.4%の人
2.行う事が望ましい場合(将来糖尿病の発症リスクが高い人)
高血圧、高脂血症、肥満など動脈硬化のリスクを持つ人
・空腹時の血糖値が100~109の人
・HbA1c(NGSP)が5.6~5.9%の人
・血縁者に糖尿病の人が多い場合や肥満がある人
負荷試験の方法
夕食以降何も食べないで朝受診してもらい、空腹のまま採血をし、血糖値とインスリン値を測定します。次にブドウ糖液(サイダーのように微炭酸で冷えていて美味しいです)を飲んでもらい、2時間後に採血します。
※既に糖尿病と診断がついている人はブドウ糖負荷試験は出来ません。
糖尿病は初期の自覚症状が乏しいため発見されづらい病気ですが、早期に見つけ、
早期に血糖コントロールを始めることで、糖尿病の進行や合併症の発症などを防ぐことができます。
また40歳以上の人は、特定健診(40歳以上の公的医療保険加入者全員が対象)を受けることができます。
特定健診は、糖尿病の検査も含まれています。
日頃の生活習慣の見直しと、定期的な健診で、糖尿病を予防、また早めの治療を行っていきましょう。
身体の事で、何か心配事がありましたら、お気軽にご相談下さい。
◆ 以前糖尿病と診断されたが、定期受診はされていない方
◆ 糖尿病と診断され通院しているが、近くの病院に移りたい方
◆ 糖尿病と診断されたことはないが不安で検査を希望の方
など、是非どんなことでも気軽にご来院ください。